玉川学園の取り組み

イギリス人ジョン・グールドが制作した鳥類図譜はその芸術性と希少性から、収集には困難をともないました。

玉川大学では1982年、名誉総長小原哲郎が、そのあまりの素晴らしさに感動していらい収集事業を始め、1999年に全40巻39冊(合本1)の収集を完了しました。

本大学では、保存と活用を目的とし世界に先駆けて2,946枚全図譜をデジタル化しました。19世紀イギリスの誇る歴史上最高と賛美される、この鳥類図譜を学生・生徒および研究者のために、データベースを公開することにいたしました。さらにデータベース以外にも毎回特集を組み、学術的観点に留まらず、多くの方々にも楽しんでいただける内容にしております。

こうした試みが文化の発展とともに、広く人類共通の文化的遺産として活用されることを願っております。