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 キジ目の鳥類は、(1)ツカツクリ科(19種)、(2)ホウカンチョウ科(50種)、(3)シチメンチョウ科(2種)、(4)ライチョウ科(17種)、(5)コリンウズラ科(32種)、(6)キジ科(155種)、(7)ホロホロチョウ科(6種)の7科281種の大きなグループです。ごく一般的に言えば、中位の大きさの、いわゆる猟鳥と呼ばれる地上性の鳥類と言えます。このグールプのうちホウカンチョウ科は南アメリカに、シチメンチョウ科は北アメリカに分布しているため、グールドの図譜シリーズには描かれていません。ホロホロチョウ科はアフリカに分布しますが、未完のIcones Avium (鳥の図譜)に一種だけ描かれています。ここでは、グールドの図譜に描かれたキジ目鳥類の中から、美しいもの、分類上の重要な20種を選んで紹介します。
 キジ目の鳥は、主に地上で生活するため足の筋肉が大きく、短い翼を力強く羽ばたくため胸の筋肉も大きく、肉量が多いため古来から鴨類とならんで狩猟の対象とされてきました。また肉質も良いため早くから家禽化の努力がはらわれ、このグループからニワトリ、シチメンチョウ、ウズラ、ホロホロチョウが家禽化されており、人間にとって最も関係が深く、かつ重要な鳥類と言えます。
 キジ目の鳥は、雄の羽装の美しい種が多く知られています。クジャクやセイランなどがよい例で、美しい羽毛が装飾品として利用されます。一方、雌の羽装は地味なものが多いのが、このグループの特徴です。キジ目の巣は主に地上に造られ、雌のみが抱卵するので、雌は保護色として役立つ地味な羽装となっています。このグループの雛は、孵化した時には全身が綿羽でおおわれていて、歩行能力があり、孵化後数時間のうちに雌親に導かれて巣を離れます。
 キジ類の中には猟鳥としての狩猟圧が高いことや、生息地の環境破壊のために、生存を脅かす程に個体数を減じてしまった種も多くあります。