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 フクロウ類はフクロウ目(STRIGIFORMES)に属し、メンフクロウ科(Tytonidae)16種とフクロウ科(Strigidae)189種の計205種で構成される比較的大きなグループです。
 メンフクロウ科の種は、体長が28cm〜53cmで、その名前の通り大きな頭部とハート形に縁取られたお面を冠ったような顔面が一番の特徴です。比較的長い脚と力強い足を持ち、寒冷地から熱帯まで、森林から砂漠まで様々な環境に住み、ほぼ世界的に分布しています。
フクロウ科の種は、小形のものは体長が12cmぐらいですが、大形のものは体長が75cmもあります。このグループは、大きな頭部を持つ夜行性の鳥で、鋭い鉤のような嘴と強力な足を持ちます。ほぼ世界的に分布し、海岸から山地までのあらゆる環境に適応する種が生息します。
 フクロウ類の食物は動物食で、ネズミなどの小形の哺乳類を主に捕らえて食べますが、ヘビ、カエル、昆虫、魚などをもっぱら食べる種類もあります。
フクロウの仲間は、一般的に木や岩の洞、地中の穴で子育てをします。中には草地や木の枝に巣を作ったり、人家や崖で営巣する種類もあります。多くの種では、白色の卵を産みます。これは暗い巣穴の中でも、卵の位置が分り易いためとも言われています。
 フクロウ類は、畑を荒らすネズミ類を主に食べるので、農業には大変役立っていると考えられていますが、最近では生息環境の汚染などのために、数が急速に少なくなっています。
グールドの著作群中にもフクロウ類はよく登場しています。それらは、ヒマラヤ山脈百鳥類図譜に2図版2種、ヨーロッパ鳥類図譜に15図版15種、オーストラリア鳥類図譜に11図版9種、アジア鳥類図譜に6図版6種、イギリス鳥類図譜に10図版10種、ニューギニア及びパプア諸島鳥類図譜に3図版3種が描かれています。このコラムでは、その中から下記の20種類を選んで、種の解説をします。